感情、と聞いて思いつくのは「喜怒哀楽」という熟語ではないでしょうか
これについて少しお話させてくださいね
まず、感情というのはリアクション、つまり出来事に対して起こるものだ、と理解してください
テストで良い結果が得られた、とか
願いが叶った、とかそういうことを受けて湧きあがるもの、とかそんな感じね。
怒りもそうでしょう、あの人がああした、とか
こんなことを考えていたのにこうなってしまった、とか
事実、事象がまずあってそれに対して沸き起こるもの、それが感情です。
では、喜怒哀楽それぞれについて少し書いておこうと思います
喜び・・・これは、ひとが自我によって感じることができる最も最初のもの。
くすぐったくて、ふふふ、って笑いが溢れるようなものです
怒り・・・これも割と簡単に感じることができます。
願ったことが思い通りにならない時に湧き起こります。
どうしてあの人はこのようにしてくれないのだろうか?とか
うまく行きかけたことが台無しになった、というような時に感じることが多いですね
哀しみ・・・怒りを通り越した先に現れることが多いと思います
こんなハズじゃなかったのに・・・という後悔として現れることも多いですね
ここを深堀りすることによって、深層に隠れている(隠している)”本当の自分”に出会えることが多く
おかあさん本舗でもここをゆっくり味わうようにしています
楽・・・これはeasyではなくてね、仏教でいうなら涅槃、キリスト教なら天国、だと思っています
喜怒哀、という道を通ってここまで辿り着くわけです
”わたし”の目の前に起きる出来事を通してここまで辿り着くことができれば
今回の人生の歩き方のようなものは習得できたも同然です
今自分がどこにいて何を感じているか、それを知るために一番わかりやすいのが”痛み”=哀です。
愛に続く道を歩き始めるのにはここから入るのが一番相応しいのではないかと思っています