ここのところ、週末に孫ちゃんを預かってお世話するってことが続けてあったんです
ご存じの方はご存じなのですが、わたし自分の子ども達に対してもさほど執着ってのがなくて
今年30歳になる娘がいるんですけど
彼女が中学生だか高校生くらいの時に、わたしが彼女の机界隈wをおさわりしているのではないかと
机の上にトラップを仕掛けたんですって。何かを動かしたらすぐわかるようなもの。
「そしたらとうとうそれが発動することはなかった」と半ば呆れながら
大分後になって娘に言われました。どんだけ興味無いの、って。
いや、そんなこと自分の興味あることで頭も心もいっぱいなのにね
我が子のプライベートな場所までわざわざ踏み込むわけないじゃないのってことなんですけど。
で、そんなわたしなので孫ちゃんを預かるってすごいなって自分で驚いてしまったわけですが
それも息子の方の孫ちゃん、つまり嫁ちゃんが預けてくれたんです
実はうちの嫁ちゃん、ものすごく可愛いんです（笑）
出産後しばらくまではライバーというんですか？自宅からのライブ配信をしてどうのこうの
SNSはよくわからないのですが、そういうのやってたんですって。
ところがね、目に違和感を覚えて病院を受診したところ
適切な使い方をしていなかったのか、そのものが安全なものではなかったのか
目の中にアメーバ？が繁殖してしまって角膜を濁らせてしまったんですって
第一次カラコンブームwはそれこそわたしがまだ若者だった頃だったので30年以上前でしたが
その頃って海外製の安価なものが市場に出回っていて
あーだこーだと色々問題があったな、というのは頭のどこかにはありました。が
そういうことも踏まえて、今って安全基準が高まっていて以前ほど劣悪なものってそうそう無いらしいんです
それってとても良いことなんですけどね
嫁ちゃんにとって不運だった（と表現はしていますがこれってすごく大切な学びでしたね）のは
受診したお医者様が、ことごとくそのアメーバのいる可能性ってのを考慮してくれていなかったってことなんです
角膜が傷ついているってことはもちろんすぐにわかったけれど
それに対する投薬がどこも適切ではなくて
３軒目だったかな。若い眼科医さんのところを受診した際に
彼は自分の診断がどうなのか、ってことの余白を見逃さなかったんです。
眼科の権威、という方に個人的に連絡をして下さったんですって。
その結果「この症状はすぐに適切な処置をしないと失明の恐れがある」とのアドバイスを受けて
その夜、もちろん時間外ですけれどね、嫁ちゃんのところに連絡があって
急遽角膜を削る手術ってのが行われたそうなんです。
で、それがもうとてつもなく痛いんですって。特に術後数日間。当日は麻酔が効いているからでしょうね
瞳が痛いなんて想像もつきません。夜中うなされて眠れないということが数日続いたそうです
当然本人は寝不足になるので、明けて次の日に１歳の孫ちゃんのお世話どころじゃない。
というわけで結局その後２回同じ手術を受けることになり、それを金曜日にしてもらって
土日は孫ちゃんをうちで預かるってことになったんですね。
同じような話がわたし自身にもあってね。
前歯が１本だけちょいと曲がっていたんですよ。それがもうどうにも好きじゃなかったんです。
それでね、小学生の頃からずっと歯列矯正をさせて欲しい、って母親に頼んでいたんです
でもね、当時の我が家の経済的事情からそれは叶わなかったの
何を思ったか22歳の時。
わたし親知らずが４本全て頭を出していたんですけれどね
あまり疼くものだから「抜いてしまえ」ってなったんですよ（笑）
通常だと１本ずつ抜歯して行くんでしょうけれど、当時まだ小さな娘がいたので
そうそう自分のために歯医者なんか通ってられないわってんで
右側の上下を一気に抜いちゃって下さいって、オーダーしたんです
そしてね….もう、思い出すのも辛いですよ（笑）
気になっていた前歯もね、抜いちゃってね。
両隣の歯の神経を抜いて削ってブリッジしたんですね。ああ嫌だ、ほんとにバカでした。
ま、その後色々あって結局のところ、その差し歯にしちゃったところがわたしの最大の悩みの原因になっちゃったの
だけど、嫁ちゃんのことやわたし自身のことがあってね
確かな裏付けがあってものが言えるようになったってことを心から感謝しているし
そもそもわたしの人生ってのがそういうことの積み重ねなんです。あらゆる”失敗”を体験しています（笑）
嫁ちゃんもわたしも、短絡的ではあったけれど自分のことを美しく見せたい、っていう気持ちが根底にありました
カラコンをすること、健康な歯を抜いてしまうこと
リスクを正しく認識していたか？と振り返れば「No」としか言いようがないの。
だからこそわたしは活動しています。
安易な選択ってのがどういう未来を作り出すのか、という生き字引き的存在だと思ってもらえたら幸いです（笑）
悪いことばかりじゃないの。
その時お付き合いしていた方ってのがいて、体のあれこれがどうのこうの言うものだから
一時期真剣に考えましたね、美容整形。
しなくて幸い！
あ、神様って本当にいるんだなってその時思いました（笑）
学びのためには必要なことが起きるけれど、それ以上からは守られるんです。
だから、起きたことには必ず意味がある。
今回お伝えしたいことは、結局はありのままでいることが一番ラクだよ、ってことです。
虚飾するとそれなりのリスクを負います。そしてね
一番気になっていなっているコンプレックスと生涯向き合うハメになるの。
思いとどまればいつか「あれ？どうでも良いね」になって忘れる（手放す）ことができる。
どちらを選ぶも選ばないも、もちろんあなたの自由なんですけどね。