なんでこのタイミングなのか、わたしはわかりませんが(笑)
出てきたのだから共有しようと思います。ではどうぞー
いよいよ最後の勤務日となりました!
明日からは有給消化=初めての体験〜
朝から子ども達に
「ねえねえ、明日からお仕事どこ?って聞いて!」と頼んだら
「ねえ、ママ明日からお仕事どこなの?」と聞いてくれました
「明日から有給だからおうちにいるよ!」
「いぇ〜い!」
アホアホ万歳、やったね!
と、今でこそアホ丸出しで生きていますが
生来、自分を賢いと勘違いしがちな性格なのだと最近思い出させられました
大切なひとがいてずっと側で支えてくれているのですが
「いつもありがとうございます」を伝えると
「昔は”はあ?こんなことも知らないの?“って言ってたよ」と言われてしまい
なんという暴言を吐いていたのだ…と赤面したということがあったのです
バカほど賢いフリをしたがるというのは誰もが知っていることなのに
それでもその穴には誰もが落ちるというのは不思議なものですね
彼らの姿を見て我が身を振り返るようにと
彼らは身を呈して教えてくれているのだと思うと
うかうか笑ってもいられません
彼らを差した指はわたし自身を指しているのだといつも肝に銘じるべきです
この世にあなたが独りしかいないのには意味があります
輪廻を繰り返しても性質が変わらないということは
それが「自分以外」に愛を伝える方法だからなのですが
そこにエゴが絡みつくと大変厄介な話になります
輪廻を繰り返すうちに、そこから脱する機会には度々出会っているはずです
それがどのタイミングかと言えば「痛かったとき」に他なりません
つまり、魂としての性質が善いものとして働くことを妨げているものがあるとして
それを手放そうとするとそこが痛むのです
この世にあって、死ぬ(捨てられる)ことを最も忌み嫌うもの
それが自我(エゴ)です
自我の獲得がいつだったか覚えていますか?
それは魂がこの世的な肉体を得た瞬間、つまり“受精卵“に移動した瞬間です
いずれ「自分」という形となっていく肉体に変化するそれに魂を移したときこそ
わたしが初めて「自分」という衣を纏う瞬間なのです
それは本来はただの事実なのですが
肉体を失うとき(=魂に還るとき)に自分が消えることを知っているため
肉体が消えることを何よりも嫌い、認めません
ちなみに女性性と男性性の違いはわたし達が母親の胎内に、胎児として存在している頃からはっきりと違っています
女性としての肉体を選んで産まれる魂は
まだこの世に産まれ落ちる前からエゴを殺される体験を絶えず繰り返しています
女性の卵巣の中にある卵子のもと(卵祖細胞)は
女児が胎児として母の胎内に在るうちから細胞分裂を繰り返しています
その後発達して第一卵母細胞となるタイミングでDNAの数を倍にして
最初の減数分裂を体験します
赤ちゃんとしてこの世に産まれて来る頃には
もともと持っていた6〜700万あった卵祖細胞が100万程度に減りますが
それらは卵母細胞に進化していますから
進化には”死“が伴うということを女性性は無意識下で知っています
第一減数分裂を停止した状態で女児は成長し
第二次性徴期に排卵が始まることでその活動を再開します
男児はこの第二次性徴期を超えて初めて精祖細胞を作り始めます
精祖細胞は最初から2倍の量のDNAを持っていて
約90日かけて4匹の精子として生まれ変わります
つまり減数分裂を体験せず、ひととして成立するための残り半数のDNAを求める性質を持っています
そして卵子と出会い受精した瞬間に卵子は再び減数分裂を行い、DNAの半分を外に捨てます
赤ちゃんはこうして父親と母親のDNAを半数ずつ引継いで肉体を得ます
このとき、ミトコンドリア(遺伝子を持っており、ヒト細胞の中でエネルギーを作り出しています)は母親由来であることも重要で
すべてのひとは母親をベースにして生きていると言っても過言ではありません
見える世界が母親ベースなので、見えない世界を掌るエネルギーを「父なる神」としています
排卵のシステムも書き添えておきましょうか
胎児として母親の胎内にある時期に減数分裂をして卵母細胞を作っていた女児は
つまりお母さんのお腹の中というぬくもりの中で初めての”死“を体験しています
死が前向きなものだと何度も言っていますが
男性に受け入れられにくいのはこの体験が無いからです
”安心“と”死“がどうしても結びつかないのでしょうね
さて、そうは言っても女児は次の母として子を守るために準備を始めます
排卵は、第一減数分裂の再開と書きました
卵母細胞は成熟し、成熟卵胞という細胞に変化します
そしてその卵胞を破って、初めて
受精可能な卵子細胞として卵管采に引き込まれて行きます
その後の目に見える世界においても
母親はその胎内で別の魂を宿した肉体を成長させるために
自分の血液の量を増やしてあかちゃんに栄養を手渡し、不要なものを受け取るという循環を繰り返します
出産の痛みは他に類を見ない痛みだそうですが
分娩が最も大変なのは
その痛みに対して、生命体として矛盾した対応をしなくてはならないことにあります
リラックスして呼吸を深め、赤ちゃんにたくさんの酸素が送られるようにすることが何よりも最優先されます
現代でこそ産婦は常時モニタリングされ
胎児の心拍に少しでも異常が見られれば
帝王切開など、緊急に別の方法で赤ちゃんの命が守られます
その場合にもお母さんは自分の“死”を通して命を得るという体験をします
男性性は“死”を体験しないまま父親としての役割を担います
受精の瞬間も、何億という数の精子は互いに協力し
たった一つのそれが卵子に滑り込むのを助けます
男性性はそれまで女性性になかったものを運び込む性質を持っています
そして、女性性ベースで全く新しいものが作り出されていく
母になる女性は繰り返される”死“の体験を通して準備を万端整えて待っています
あとはそこにはまり込む男性を待つばかりだそうです、楽しみですね