自分の子の写真データを消してもうた、と長女から連絡がありました
あららー。
わたしもわりと保存してると思うけど全部してるわけではないしなー
ましてムービーにして共有されたものは元データは自分で保存しているだろうという大前提があるわけで
言うてまだまだ子育て中のわたしのクラウドは我が子のデータが主たるもの、ってとこ。
ばぁばのくせに薄情やな、と思われるかもしんないけど…
我が子にすら執着しないのに孫ちゃんにするわけないし…ていうか
画像保存するのが愛情だとしたらわたしが愛してやまないのは風景っすねw山だの空だの。
デジタルデータはひょんなことで全てが簡単に失われるってことだし
特に画像は紙に書き出して保存することが本当に大切なんだよね
今はまだ解明()されていないかもしれないけれど
分厚いアルバムに貼った色褪せた写真をめくって見ることって
いつまでも美しい色で保存されるデジタルデータをスクロールするのとは全く別の味わいがある。
本棚からそれを引っ張り出して
ソファに並んで一枚一枚をめくりながら思いを馳せるってことは
思い出を共有するために身体を動かして時間を共有するという体験も含んでいる。
ブラウザに表示させてスクロールするのとは”実体験”としての重みが全然違うってこと。
その場その時の空気、家族の関係性、部屋の温度、流れていた音楽、膝に乗ってくる猫の匂い、全てが加味される。
デジタルデータが悪いってことじゃない。
大切にしたいものが何なのかを考えて保存の方法を考えれば良いんじゃないかな、ってことだよね
クラウドに保存も良いけれどプリントアウトして目につくところに飾るのも良いんじゃない?