風

夜、ベッドに入ったらお気に入りの音に包まれてリラックスタイム。
ゆったり優しいピアノやクリスタルボウルの音色
アヴェマリア、グレゴリアンチャント、などなど。
さて今夜は何にしよう?と
その日を閉じるのに相応しい音を探しながら
やがて迎える睡眠時間への”入祭の儀”(笑)

今のお気に入りは風の音。
昔から風の音には敏感でした
わたしが産まれてから数年はおんぼろ長屋に住んでいたそうで、
風の強い夜の電線が鳴く音や木戸の鳴る音
当時はわたしを不安にしたはずのそれらが
今となっては懐かしい音、に感じられます
怖がることはないんだよと
幼い日のわたしに今のわたしが伝えたいのかもしれませんね

この世は時間という制限がありますが
もともと居て、いつか還る場所にそれは無いようです
だから、時間は命。この世で暮らしているからこそ与えられるもの。
意識してそれを使えたら嬉しいですね

ところで、目に見えない世界にもどうやら時間による制限というのは無いようです
もしあなたがどなたかとの縁について
目に見えない世界のことを窺い知る力を持っているひとに尋ねたとして
「その人とはずっと前からの縁があります」と言われたとき
それが嬉しければ受け取れば良いし
そうでないなら受け流しても大丈夫です

縁はあるのだと思います、どのようなカタチであれ今回も出会ったのですから。
だけど要らない、となればわたし達はそれをただ感じれば良い。
こねくりまわして憎む必要すらありません
ああ、わたしは今生このひとを望んでいないのだな…それだけで良いです
前世に何があっても、今世のイニシアチブはあなたが取る。

過去あったことは変えられないという固定観念を手放してね
傷ついたあなたを傷つかなかったことにするのが”過去を変える”ことではなくて
傷つき、独りぽっちだったあなたを今抱きしめて慰めて癒すこと、それが過去を変える、ということの本当の意味です

子育て中なら真っ直ぐに子ども達に向き合えば良い
あのとき、ああしてしまったことごめん。
伝え方だってまだ言葉に出来ないならそれもあり。
今おかあさんであるあなたであっても
ずっと昔は子ども達の娘だったかもしれないのだから安心して
間違いもして、謝罪して、赦しを乞うて良いんです

おかあさんだって間違えるんだもん
おかあさんだってごめんなさいって言うもん
それで、良いの。

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