前世だとか宇宙の法則だとかナントカカントカ。
思い出せないなら思い出せないままで良い
どんなに小難しいことを吠えても
もし自分の前世の記憶が全て残っていても
宇宙の全てを理解していても
今生誰かを愛さないのならそんなものは牛のゲップよりくだらない。
地球の害になってんじゃないの?っていうそれよりも、ね。
もしわたしが本当に喜んでいるなら
出会うひと全てがもっと喜ぶに違いない
なぜならわたしは彼らの鏡なのだから。
世界を憂う前に家族の笑顔がひとつでも増えたことを更に喜べ。
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たとえ、人々の異言、天使たちの異言を語ろうとも
愛がなければ、わたしは騒がしいどら、やかましいシンバル。
たとえ、預言する賜物を持ち、あらゆる神秘とあらゆる知識に通じていようとも
たとえ、山を動かすほどの完全な信仰を持っていようとも
愛がなければ、無に等しい。
全財産を貧しい人々のために使い尽くそうとも
誇ろうとしてわが身を死に引き渡そうとも
愛がなければ、わたしに何の益もない。
愛は忍耐強い。
愛は情け深い。
ねたまない。
愛は自慢せず、高ぶらない。
礼を失せず、自分の利益を求めず、いらだたず、恨みを抱かない。
不義を喜ばず、真実を喜ぶ。
すべてを忍び、すべてを信じ、すべてを望み、すべてに耐える。
愛は決して滅びない。
預言は廃れ、異言はやみ、知識は廃れよう
わたしたちの知識は一部分、預言も一部分だから。
完全なものが来たときには、部分的なものは廃れよう。
幼子だったとき、わたしは幼子のように話し、幼子のように思い、幼子のように考えていた。
成人した今、幼子のことを棄てた。
わたしたちは、今は、鏡におぼろに映ったものを見ている。
だがそのときには、顔と顔とを合わせて見ることになる。
わたしは、今は一部しか知らなくとも、そのときには、はっきり知られているようにはっきり知ることになる。
それゆえ、信仰と、希望と、愛、この三つは、いつまでも残る。
その中で最も大いなるものは、愛である。
〜コリントの信徒への手紙一 13章1-13節〜