ひとは闇を恐れ、光を求めます
闇は黒、光は白に置き換えて、更に
黒は忌まわしいもの、白は善きもの、と考えている
だけど違うの
闇は暗いけれど黒じゃない、光は白じゃない
闇の中には小さいけれど陽だまりのように
優しい光があり、それはとてもあたたかい
そして、光は透明。目には見えない
この世的な目で見える”善きもの”に注意して。
ひとは見渡すつもりで
知らず知らずのうちに白い闇に足を踏み入れる
それは何もかもを覆い隠す
本当に光を求めるならば
闇の中の陽だまりにそっと立つしかない