サッカーをやりたい、と息子が言い出したのがいつだったのか
やらせてあげたい、とは思いながらも実際のところは
ずっとそれを保留にしたままにしてしまいました
サッカーは母親のサポートが忙しいよ、と言われたのをまにうけて尻込みしてしまったせいですが
パパも元は競技者だったのだし、せっかくなら
パパがいるうちに入団させてあげられたら良かったな、と
パパがいなくなってから思いました。ごめんね、パパ。
と、まあそんな感傷もありつつ(笑)
反省していること、それはやっぱり
本人の気持ちがそこに向いていたのに
わたしの都合だけでそれを受け止めなかったことです
スタートが出遅れたことが原因で
ポテンシャルを発揮しきれなかったかもしれません
もちろん、その競技の才能があれば
遅いスタートもマイナスにはならないのですが。
という背景があり
進学と共に新しい競技に興味を持った、と聞いた時
内心はちょっぴり恐れもありつつ
よし、やってごらん!と言えた自分も褒めてあげたいと思います
あの時よりずっと自由になれた気がする(笑)
競技のための道具、あれやらこれも
親子共々初心者ゆえに
何をどう揃えれば良いかもわからないなか
ご自身も現役の競技者である指導者さんが懇切丁寧にアドバイスを下さり
それなりのものを使えばプレーも変わりますよ、と
その言葉どおりぐんぐん上達する息子の姿に目を見張るばかり
ほう、これは面白いことになってきたぞ。
ところで…
最近ガットの張り替え行ってないけどそろそろじゃない?
月に一度は張り替えたいと言っていたっけな、と思い出して声をかけると
「実は…」と切り出したのは
今年度から指導者に加わった外部コーチから
高校生の練習を見に来ないか、と誘われたという話。
へえ、そりゃ面白そうじゃない?と
そう答えると嬉しそうな顔の息子が一層輝いたように見えました
この前までママ、ママとまとわりついていた息子が
自分の新しい可能性に目覚め始めている、
それは何よりも嬉しいことでした
競技の成績が、とかそういうこととは全然違う
いつかの巣立ちの気配が薄っすらと立ちのぼったような
そんな気がしました
「ところでシューズもそろそろ…」
うっ!
懐、あいたたたたた(笑)