自分の過去の言動が誰かを傷つけた、と気づいたら
たとえそれが遥か過去のことであっても
謝るために遅すぎることはないのだから
直ちに彼らの目の前に立ち心から謝罪する方が良い
それは彼らの傷を癒すとは限らず
忘れかけた痛みをまた覚えて彼らを更に怒らせることになるかもしれない
そうである、としても
もしあなたの心のごく僅かな隙間から
「謝罪する」という光明が射したなら迷わず従えば良い
ただしそれがあなた自身の欲を満たすことを求めていないかを静かに見定めてから。
それによりあなたは負の感情を己から手放し自由になる
どんな言い訳もせず、責めを受けても甘んじて受け
相手の瞳の奥を見据えて率直に謝罪せよ
ものの数秒も経ず、あなたは必ずや味わう。
自由とか解放とかいう、未だかつて知らなかった状態を。
——————–
よく言っておく。
あなたがたが地上でつなぐことは、天でも皆つながれ
あなたがたが地上で解くことは、天でもみな解かれるであろう。
〜マタイによる福音書 18章18節〜
和解せよ、あなたの直ぐ隣に在る目障りな誰かと。