情報を選別する力
情報を選別する力

情報を選別する力

子ども達は情報弱者である、としか言いようがありません。
我が家の子ども達の最近のお気に入りは某国の著名人の暗殺未遂を巡る都市伝説

狙撃されたものの、奇跡的に死を免れたのは
目に見えない誰かの声が聞こえたとかなんとか。
その内容自体は(どうでも)良いんです
ただ、その、出処不明の誤りのある可能性のある情報を
さも真実であるかのように幼い子に話すのがいかん。

もともとひとは自分の都合の良いように情報をつかむ力があり
辻を吹き抜ける風の中に神の介在を覚えたとてそれは自由です
わたしが何をどう解釈しようが、わたしの自由。
恐ろしいのは、全世界に一斉に流布される情報を浴び続けることで
実は壮大なプロパガンダの渦に巻き取られんとしている、その可能性に気づくことさえ出来なくなること。

出来事は自分で咀嚼すること。
情報弱者というのは実は、数少ない”確実な情報”を拠り所にしているひとのことではなく
無数に渦巻く、エゴが吐き出した情報を鵜呑みにするひとのことなのです

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