OMG!!
mamma mia!!
なんですって!
遠足に沸き立つ末子さんは朝から大わらわ
なんど確認したってやり過ぎることはどないわとでも言いたげに
パパがいつか買ってくれた
うす紫がステキなデイパックから
荷物を出しちゃ、入れちゃ、また出して入れて。
並び方が気に入らない
上から覗いた時にごちゃごちゃに見える
あーでもない、こーでもない
ま、やりたいだけやりゃ良いし。
お弁当も末子の好きなものばかり、トキメクー!
って
もちもちロールケーキ、チキンナゲット、皮なしソーセージ、スモークチーズ、保冷剤代わりの凍らせたゼリー、そして…粉ふきいも。
題してアタマおかしいんじゃないの弁当(笑)
ひっそり入ってる粉ふきいもだけがわたしのミジンコのような抵抗www
ま、良いのよ。
遠足の弁当なんてなんだってええねん、箱に入ってりゃええねん。(関西風味)
でね、そうこうしているうちに
深刻な顔をしてプリントを持ってキッチンにやってきて
「ママ、これは何かな」と、指さしていた先にいたのが「ちり紙」
は?
「塵…かみ?し?ってなんだろう」
え?ちり紙、わかんないの?
「え、塵だから…ごみ?ごみの紙ってなに?ごみを何かするための紙のこと?」
ごみを何かするってなにさ。
「さあ…わからん。包む…的な?」
おお神よ!ナンヤネン
ミレニアムを越えて産まれし者どもをお許しください!ナンデヤネン
彼らは知らないのです!ナニヲヤネン
いや、だからほらちり紙がティッシュってことを、ですよ。アラマ
うそやん?末子ちり紙わからんの?
「うん?うん。」
そこへどこからか投げ入れられるポケットティッシュ。
おお、それはまさしくリングに投げ入れられるタオル
“これ以上はムリ”のサイン。
ふう…朝からヒートアップさせられるわ
ちり紙もわかんないし、敷物もわからないんだって。
(いや、敷物は単に漢字が読めないだけ)
それにしてもさ、先生の語彙よね←そこ
若い先生なのに、なんでだろ。
…と考えて辿り着く。
“ちり紙”が忘れ去られないように、ってことなのね?そうなのね?
流石の配慮だわ、と
ひとり胸が熱くなり、ごちてしまうわたしなのでした
〜完〜