あなたとは縁が無かったのよね、と言われた時
繋がりを断ち切られた痛みにもだえたものです
縁のないひとがわざわざそんな言葉をわたしに手渡さない、と知っていたからです
けれど長い月日を重ねたいま、ようやくその意味がわかりました
彼女はわたしを受け入れないことを引き受けてくれる縁のひとだったんです
縁が無いわけではないけれど、その時はわたしを切り離す役割の縁のひとでした
フラワーオブライフの紋様をご存知ですか？
あの一つひとつの円はわたし達の関係性を表現しています
円は縁。
誰かの一部とわたしの一部が共有されて行きます
それがたとえ一瞬の縁でも、浅い縁であっても全ての人は必ず繋がりを持っています
そして興味深いのは、一つひとつの円に見えるものは、実は球である、ということ
そしてさらに、表面は粒子です。つるりとした面ではなくてドットの集まり
だからこそわたし達は互いに結びつくことが出来ます
自分の核、真我、ハイヤーセルフと呼ばれるものから放たれる光の粒が
わたし、とみなさんが感じている自我と呼ばれる
誰からも見えるあなたらしさの現れとなります
自我は決して悪いものではなく、この世に産まれる意味そのものでもあります
それはわたしとあなた、を明確にわけるための膜です
わたしはあなたを、あなたは他の誰かを
ほかの誰かはそのまたほかの誰かを愛するために産まれたのです
目の前にいる誰かとあなたは、互いの中にある愛を思い出すために巡り合わせられています