今年度からiPadのためのヘルプデスクで勤務しています
連日、お困りを抱えた先生達からのご相談に対して解決のために尽力していますー
これまでICT支援員として働いたスキルが余すことなく活かされるお仕事!
何故ならこのオフィスで学校の現場を知っているのがわたしだけだからです
ICT支援員も大好きだったけれど、唯一苦しかったのは授業提案をしなくてはならなかったこと。
ただでさえ端末を使うことに抵抗のある先生に対してクラウドサービスガーとかこのアプリガーとか。
シランガナでしょ、きっと。
実際、現場で最も頼りにされたのはエラー対応やデータ管理のあれこれについてのアドバイスでしたし。
それが今や100%お困り解決のために動けるのだからこんな楽しいことはない、というところです
各種クラウドサービスの管理コンソールやMDMシステムを使ってあれこれ対応するのは
ひとを温めるために機械を使うという、この上なく素敵で大好きなジャンルなのです
Webサイトの作成を請け負ったこともありますが
そもそもWebサイトはデザイナーとエンジニアが双輪となって初めて成り立つお仕事。
かつ、クライアントの頭の中に在るならまだしも未だ無いデザインを捻り出すのは超絶難しいし
凝ればどんどん凝れて、かつ引き算も出来るという奥行きの何処をどう処理するかは
費用対効果という意味ではわたしにはちょっと向いていませんでした(とことんやりたくなる)
今は定時出勤、定時退社、残業無し、在宅対応無しで
家にいるときはなーんにも考えなくて良いのもすてき。
かつ、うちの子達が端末で何してるかを眺めていると
おや?フィルタリング大丈夫?とか
この学年はこういう使い方させてるな、ってのも情報として有益なわけで。
ただ、週日なにも出来なくなることだけが”リスク”だな、と感じていたのです
勤務時間中は他のことができないわけだからね
でも、やっぱり楽しいからいっか(笑)
信じられないような拗らせ案件とか
(学校の実情を知っているからこそ)あーそりゃそうなるわね案件とか
それらを、ICT支援員は指くわえて見ておくしか出来なかったのに(授業支援以外は一応NG)
ちょいちょいのちょーい、と復旧させることができるようになったのですから。
そして、気づいたんです
おかあさん本舗のセッションも同じだなー、って。
わたしからみなさんに広くお伝えしたいことなんて無いんです
ただ、どうしてもお困りを抱えているひとになら
それを紐解いて行くために使えそうな経験も知識もある
それって、憧れのひと達と同じだなとわかりました。
おかあさんとしてわたしは揺るがないものをもらっている
そういうことです。
失敗も挫折も遠回りもいーっぱい体験して良かったな、って思います
あー、そんな失敗へいきへいきーって言えるから。
なのにどうしてそんなに痛むの?の先も知ってるから。
何をつかもうとしなくてもいつのまにかそれを持たされている
誰でもきっとそうなんだと思います