「ママ、わたしショートにする!」
あっそう。
「だからはやく切って」
だから?だから、ってなに…
ママが出来るのはせいぜい男の子の坊ちゃん刈りだけど。
それでもかまわん、という高1女子は
とっとと支度を済ませてあとはママを待つのみ!ということらしかったのですが
わしゃーいまやることがあるんじゃ…ちと待たれよ。
小屋に残したレジンの硬化が進んだはずだから液を足さなきゃないのよ…
するとほどなくして三女がゲラゲラ笑いながら小屋に訪ねてくる。
なによ、ここじゃあ切れないよ
「見て!ママ!」
やおらかきあげたうなじあたりが妙に青々しい。
なにその感じ。
ママが戻って来るのを待てない、とのことで
先にバリカン当てたらこうなった。と。
アタッチメントの設定間違えてるよww
めんどくせえ、もう刈り上げちまえ!
という三女をなんとかなだめて
1ヶ月もすれば程良くなるからそれまで待て、と制して
デタラメに刈っていたところを丁寧に揃えて…
上から髪の毛でフタをして完成。
しみじみその刈り上げを手鏡でチェックしていた三女が
「ああ、頭の形が綺麗で良かった。ありがとう、ママ。」
と言ってくれたのがとても嬉しかった←そこ
おっぱいをやるためにベッドから抱き上げて、また寝かせる時
さっきまでとは逆を向くように気をつけたし
鏡で形のチェックも日課だった(笑)
赤ちゃんは顔だけ横に向けてもだめだしドーナツ枕なんて全く意味がない
身体ごと横を向けてやれは吐き戻しを詰まらせてしまうこともないしね
うつ伏せ寝のリスクも軽減されるし良いことずくめなのだけれど。
16歳になった我が子に「ありがとう」を言われるとは思ってもいなくて
これを聞かせてくれるためにバリカン失敗したのかもねと思うと
ちょっぴりおかしくて可哀想だけどま、いっか。
ちゃんとそういうキャラの子で伝えてくれるってすごいよね