今日のお天気のなんと爽やかなこと。
もぞもぞと起き出して夜子ども達が干してくれたお洗濯物を庭に出す。
遠くのどこからか男の子達の大きな笑い声が響く
眼下の路を通る車の音がそれに交差して行き空ではすっかり鳴き声も板についた鶯が誇らしげに唄う
空はどこまでも青く、ところどころに浮かぶ雲もゆったり揺蕩ってその場を楽しんでいるように見える
庭の白モッコウバラの蕾はもう今まさに開かんとしていて
嗚呼今年もまた駆け足で春が過ぎて行くのだなと思うと
いつまでも散らずに咲いていてほしいと
見送る寂しさまでもが胸の何処かをカサカサと痛ませるそれもまた良い
子ども達はまだベッドの中
可愛い顔がふたつ、こちらを向いていて足元にはにゃんがでろん
幸せって、きっとこの瞬間のことなのだろうというのは疑いようもなくて
それは”ただの日常”であるならこれ以上望むものなどあろうかと
あれも欲しいこれも足りないと足掻けば足掻くほど
この平々凡々とした瞬間をすら見落としてしまうのだなと切なくなる
ここに誰かがいないことも全ては丁度良くて
満たされない思いこそが満ちる部分を見せてくれるのかもしれないなとかなんとかそんなふうにぼんやり。
さてお昼ご飯は美味しいパスタソース作ったしサラダもいっぱい
はよ誰か起きて来んかい(笑)