言葉は生きている
言葉は生きている

言葉は生きている

尊敬する画家さんがいて
大好きな写真家さんがいて
大切な場所を守るひとがいて
それぞれ違う道具を使って
それぞれが置かれた場所で
与えられた道具を使ってひとに命を吹き込む

はてわたしは何を持って来たのかな
永らくそれに気が付かなかったのは
道具とは目に見えるものなのだという思い込みのせい

子ども達それぞれも
自分は何をどうしたくて生まれたかを探している
あちらへ行けど答えは落ちておらず
こちらへ戻れどもヒントを見過ごし
そこにあるかとまた旅に出る
危なっかしくて見てらんない

でもさ。
あちこち擦りむいても
大きな青あざ出来たって
誇らしげに立ち上がる
そんな姿が凛々しくて嬉しい

ムスメがずーっと好きだと言っていたあるモノ
「ほんとは好きじゃなかった」
へえ、どうしてそう思ったんだろう
今まで100万回は聞いたよ「あれが好き」

でもきっとそう。
この子は決めて来ていたんだ
1000001回目には、本当のことに気づこう、って。
(うそやぁ、それ違うと思うよ)
なんて言わなかったわたしもえらいな

そんな、朝。
わたしも、わたしの道具みーつけた

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