AくんとBくんがいます
AくんとBくんがいます

AくんとBくんがいます

ふたりは兄弟です
同じお父さんとお母さんがいて
同じ年、同じ日に産まれたそうです
しかし双子ではないと言います
なぜ、そうなのかを説明して下さい

これは、とある面接時に使われる質問なのですが
父さんとお母さんが同級生なのだろう、だとか
同じ年、同じ日でも月が違うのだろう、だとか。
「考え得る答えがいくつかある」
そんな設問をすること自体がおかしい、と批判するひとがいるそうです

これまでの教育は質問者の問いに対して「正解」を答えられるか、というところを重要視していたため
テストの過去問に取り組んだり、答えを丸暗記したり、コピペ解答のようなものが横行しました
点数をいかにして獲得するかということにコミットしたせいで
従順ではあっても、”発案する”力を失ったひと達を企業の部品として使う、そんな世の中だったのです

「今はもう、そのような世の中ではない」と言いながら
就活前の学校では、こと更に身だしなみについて注意を受けたり
決まった文言で面接官の質問に応えるように叩き込まれます
そんな指導を受けた子が、冒頭の設問に出会って何を答えられるでしょう

答えが幾とおりもある問題。
実のところ世の中というのはそんなものだらけです
冒頭の設問にわたし達はどう答えれば良いと思いますか?
子ども達に投げかけてみて下さい
あなたの子ども達が自由に生きているか、また、そうでありながら社会的にも通用するものなのか
ある程度見極めることが、きっと出来ますよ

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