ぐるぐるぐる遅疑逡巡
ぐるぐるぐる遅疑逡巡

ぐるぐるぐる遅疑逡巡

あの時、あの言葉を言わなきゃ良かった、とか
相手がどんな言葉を求めているかわかっていたのに答えなかった、とか。
子育てだけではなくて対人関係では良くある場面の後悔に苛まれること

誰にでもあることですが
多くのひとは、次々に現れる別の局面に対応する間に
以前の非が押し流されて行くものです
そしてそれは決して責められるようなことではなくてむしろ恵み。

ところが、中には”犯した罪”は忘れてはいけないのだ、と
心に刻みつけるかのようにその場面を反芻するひとがいます
(そもそも、罪などという重さがないようなことも含め)
まるで自分を鞭打つかのように自分自身を痛めつけることからそれは精神的な自傷行為とも言えます

度を越してそれを続けるひとの多くは
こんなに傷ついている自分を癒さない誰かを責め始めます
反省し続けているように見えていて、その実他者を批難する。
その原因はごく単純なことですが本人は気づきません
気づいてしまうとそれをやめなくてはならなくなるからです

そのループからそろそろ出ようかしらと考えていらっしゃるひとがいたら良いのにと思っています

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA