まえがみ1ミリ、切りすぎた午後
まえがみ1ミリ、切りすぎた午後

まえがみ1ミリ、切りすぎた午後

あなたに会うのが、ちょっぴり怖い

って、なぁに言ってんだか!
と思った過去のわたしの浅はかさよ。
自分の中におなじ思考が無いならその言葉には釣られないの。
良きにせよ(わたしにとって)悪しきにせよ
覚えているフレーズってのは何某かの縁があるんです

で、どうしたのかって。
ええ、タイトルのままです。しかも1ミリどころじゃあない。
立派なオン眉が爆誕しました!

まだ年端も行かぬ幼子だったあるとき
前髪がのびてきたね…と、母が登校前にハサミでちょきちょきちょき。
どうみても斜めになっとるやないかーい!と
ツッコミつつも気に留めない
そんな図太さは何処にも待ち合わせておりませんで。

お隣の大好きな理穂ちゃんがお迎えに来ても
イヤだ!行かない!!と、泣いて抵抗したこと(だけ)を覚えています
本当に休んだのかしら。次の日は?←覚えてない

それで何だっけ。ああ、前髪ね。
そうなのよ、切りすぎたの。ものすごく。
でも、いいの。
どうせわたしなんて(卑屈)ほんの少し可笑しなひとですもの。
いいの。どうせいつになってもあの日のわたしのままなのよ(開き直り)

一番きれいな時のわたしをあなたの心に灼きつけたいの、と歌った彼女のように
生まれ変わった時にはきっと、と殊勝にすすり上げて見せた彼女のように
いかにも儚げな少女を演出してみたかったし
恋したひとの背中を追いかけてあんなことやこんなことになった哀しい女のように振る舞ってもみたかったけれどさ…

本当のわたしってのはそういうもんでもない、と
そろそろ気づきたまへ…ということなんでしょう。
幻想を追いかけて泣いて怒った幼きわたし、もう大丈夫
そんなことわたし以外は1ミリも覚えていない
面白くてヘンテコなわたしが大好きだ、と
わたし以外がみんなそう思ってる。
それを認めるための始まりなの、この前髪は、ね。

以上、壮大な言い訳でしたwww
あーもー、憂鬱!←本音

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA