対話
担任の先生の声がけが発端となり、学校に行けなくなってしまった子がいます
でもね、確かにそれはきっかけではあったけれど決して担任の先生が悪かったということでは無いんです
その学校は履修科目の専門性が高いため、担任の先生は基本的に入学から卒業までを同じ学級の子ども達と過ごします
3年間という、短くはなく、かつ、濃密な関わりの中で
通常はこの程度、と考える以上の絆が生まれる可能性のある特殊な環境であり
先生方も自ずとご自身の”素”に近い言動を現すこともあると認識しています
子ども達もそれは肌で感じ取っており、他の教科担当の先生方とは違う関係であるとは思っていたと思います
今回は、たまたまこういう巡り合わせだった、というだけのこと。
とは言え学校に行けなくなってしまったということは進級、卒業までに取得するべき単位を落としてしまいかねないということであって
卒業、就職を希望していた本人のことを考えれば
保護者として学校に説明責任を果たして頂く必要がある、と考え申し入れをしました
初動の対応がうまく噛み合わず、教育委員会の方の同席を依頼する事態とはなりましたが
結果としてはとても良い時間を作って頂いたと思っています
真摯に対応して頂き、本人の卒業に向けて学校から提示された対応策は7つに及びました
たった一人の生徒の未来について
この学校の先生方、管理される教育委員会の方がどのように考え、扱って行こうとされているかを目の当たりにし
作成して下さった提案を、どのように我が子にプレゼンするのか
ここから先はわたしの手腕にかかっている、と改めて襟を正したところです
おかあさん本舗にコンタクトして下さる方々に対しても
これまでよりもう少し具体的なお話が出来るようになったのではないか、との思いを深めました!