始まりはいつも雨
始まりはいつも雨

始まりはいつも雨

っていうようなタイトルの優しい歌がありましたね
こちらは静かな秋雨の朝です

大分市の地域振興課さんが主催している
地域デザインの学校、というところに参加しています
こんなのがありますよ、と誘って下さったのが
前回の卒業生「何者でもない食堂」さんの代表の方。

その、「何者でもない食堂」さんを紹介して下さったのが
「哲学対話」と「読書会」を続けていらっしゃるテツガクな方。

その、「テツガクのひと」を紹介してくれたのが
わたしのあれこれのそもそもの始まりの扉を開いてくれた大切な友人

その友人を最初に紹介してくれたのが
わたしの幼い日に大のお気に入りの場所だった半地下を思わせる
素敵なライブラリを有する「kamenos」のオーナーの方

その「kamenos」を紹介してくれたのが
自宅出産の様子を写真に焼き付けてくれた大切な友人

その友人を最初に紹介してくれたのが
地元でいち早くママのための交流サイトを立ち上げていた友人

みんな、出会ってくれて本当にありがとう。
地域デザインの学校(地デザ)でのワークショップがきっかけとなり
わたしがやりたかったことの主軸となる活動が浮かび上がって来ました
地デザでの経験が無ければたぶん見過ごしてしまっていたと思います

自分のやりたいこと、やれそうなことを可視化するということを大切にすること。
それは、ともすればひとり遊びに留まってしまうわくわくを他者に共有するための基本な活動でした

長くひとり遊びに耽っていたため(笑)
やりたいことというのが明確に頭の中にはありつつも
自分にとって都合の悪いこと、手間のかかることについては文字通り華麗にスルーして来ました

でも、地デザの活動をきっかけとして
そのアイデアは、自分ひとりの楽しみとしておくだけでは勿体ない、と思えました
活動に関わってくださるどなたにとっても有益でしかない。
そしてそれはこの閉塞感に満ちた社会に小さな針先ほどの穴をきっと開けるでしょう
例え小さな穴からでも光明は一筋の道となって
困りを抱える誰かを支えるものとなってくれるはずです

この世に生まれるすべてのひとは
既に生まれた誰かとの関わりによって成長しますが
各々は自身がどのようなものであるのかを知り
身の丈に合う筏を組むように丁寧に生き
人生の後半戦となる”自分自身を深く味わう旅”に向き合うようになって行きます

何処の誰が準備したのかわからない豪華客船に乗り込むために
資格を取得しまくったり、外国語を操れるようになったり
有力なコネクションを求めるだとか、高価なものを身に纏うだとか…
そういう、外向きのグローバリゼーションを追いかけなくても良いのだよと
そういう方向性を提示しなくてはならない時代となりました

この世にある出来事には極があります
白があれば黒が
光があれば闇が
前には後が
左には右が
全て対で準備されています

豪華客船に乗りたい方はそれを追求し
そうでないひとは別の生き方を。

極は、実は巡りのある一点です
互いを受け入れるとき、その巡りが動き出します
中庸であり続ける必要はありません
そんなことは生きているうちには求めなくても良い。
中庸は動きません。悟りとも言える可能性はあれど
控えめに言って、つまんない。
ワクワクもハラハラもないから。

この世は巡りです
今まであった極のひとつに、やっと対応する極が見つかりました

社会は変わります
そして、世界が変わる。
いかだが始動します

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