オトナ達との出会い

我が家の子ども達はわたしの尊敬するお友だちの運営する「楽しいproject」のイベントがあるとスタッフとして雇ってもらっています。
もちろん、大したことは出来ません。
でも会場設営のお手伝い、イベントを楽しみに来られる方々へのゆるーいサポート(笑)
物販の対応、ドネーションのお願い係
大きなイベントのときにはベビーシッターだってやれます。
そして、わたしが一番この「楽しいproject」の岡原ゆかりさんを素晴らしいなぁと思うのは
子ども達にお金を手渡すときに「はい、お給料です」と言ってくれること。
子ども達がこの言葉にどれほどトキメキを覚えているか!

ゆかりさんの次女ちゃんは18トリソミーという、病気とか障がい、と皆に呼ばれるものを持って生まれてきました
それは家族を結びつける大切な大切なものだけれど
ちっちゃな身体でこの世に生まれて、いろんな制限もありながらパパとママ、そしてお姉ちゃんと弟に囲まれて大切に大切に育まれています。

我が家の子ども達は、バギーに乗った子ども達に出会うのは初めて。
最初はメイちゃんというその子の姿に驚いていました
メイちゃん、とっても華奢で、そっと触れないと壊れてしまいそう…

だけど少しずつメイちゃんと出会う回数が増えて来ると
「今日はノリノリだったねー」とか
「メイちゃんの声、透き通ってきれいだったねー」とか話すようになりました。
ぜんっぜん普通に自分達と同じ、ご機嫌ナナメのこともあるし(笑)

と、そんな素晴らしい環境を与えてもらってばかりの我が家なのですが
昨日のイベントでは六男に音響を覚えてもらいたい、とゆかりさんが動きました。

紹介してくれたのはご自身もドラムを叩く、という男性。
小柄で若く見えるけど「ボク、これでも40なんですよー」とかなんとか話しているのが聞こえました
それを受けたゆかりさんが六男に「お父さんいくつ?」と尋ねると六男は
「うーん…45…くらい?」って。

おいおい、なに言ってんだよパパは今年50歳になったんだぜ…
そうは思ったもののここは六男とオトナ達の世界だしな、と思い直しそのまま、その場は華麗なるスルーをキメてやりました(笑)

でね、思ったの。
毎年パパの誕生日には朝から晩まで「パパのお誕生日ですよー」とは言ってたけど
何歳になったのか、ってとこまでは言ってなかったなと反省。
いくらパパの歳がバレると芋づる式にママの歳までバレるからって…黙っておくのは良くないわね

というわけで来年からは「パパはとうとう51歳になりたしたー」とかなんとか言ってやろう。
ママだけがBBAになるわけじゃないのよ、うん。

という発見と、ママでもパパでもないオトナとの交わりが
子どもを育てるには必ず必要なのよねって話
だからってわざわざセッティングする必要もないの。
ごく自然に出会えるものなんだよね、これは。
素晴らしいオトナ達の背中、こんなに素晴らしいお手本は学校でも配られないし本屋にだって売ってないのよ。
出かけよう、怖がらないで。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


reico

前の記事

うそー!
つぶやき

次の記事

天の配剤