本
好きな本は何度も何度も繰り返し手に取る
それは小さな頃から一緒、変わらない
そして「好き」はいろいろあるけれど
わたしの場合は「憧れ」に近い
なにしろ梨木香歩作品が好き
彼女はエッセイも書いているけれどそれではなく
彼女というひとが編み上げた「物語」が好き
中でも「高堂」と「綿貫(と、ゴロー)」が繰り広げる物語が最も好き
※家守奇譚/冬虫夏草
そこで紡がれる「奇譚」はわたし達の周りに”いつもある情景”だ
嫉妬するサルスベリ…彼女の妖艶な腰つきを
わたしはまざまざと瞼の裏に描く
そう、物語というのはそういうものだ
それを境界として読み手は異世界に迷い込む
ならば
異世界に巻き取られかけているわたしが
そこから現実へと戻ることにも使えるはず
さて、どれにしよう。
わたしの物言いは筒井康隆に似ている、とある人は言った
捻くれ者のジジイのようだ、とは、あら失礼な。
わたしは実に素直…ただし自分の感情に。
あゝそうか
この、得たいの知れぬ「感情」というやつが厄介で
まるで怪異譚よろしくぬらぬらと
薄気味悪いようなひやりと冷たいような
そのくせ実はチロチロと灯る行燈のあかりのようで
そんなもんなぁー
そりゃあーた、他人にゃあ理解出来んとよ。(誰)
そっちゃ。
なあ
そげえしんけん言うたって
わかるわけねえやん、な。
だっる!(久々)
だっっる!
…というわけで
うーん、明日はねぇ…
ほうやぁ
f植物園の巣穴
こいつをお供にしようっとハァト

