克己

日曜日の朝、六男を学校まで送りました
基本情報技術者試験があり、県下の受験希望者が集まりました
先日記事にした工業情報数理の単元はこの試験対策のようなものだそうです

過度のプレッシャーによって
通常は問題なく対応出来ることが出来なくなってしまうという課題について
実は後日談がありまして…

連日、試験対策で行われた模擬テストで惨憺たる結果に
すっかり自信を失いイライラを募らせていた六男でしたが
なんと4日目にして「今日は問題なく取り組めた」と
満面の笑みで校舎から出て来ました

はて、昨日まであんなにイライラしていたのに…なぜ?と話を聞くと
問題用紙を手にした時、頭の中にトニー・アンのメロディが流れた、と言います

トニー・アンというのは六男が大好きなピアニストで
粒揃いで美しい旋律が特徴の楽曲を作るひとです
六男がピアノの楽しさに引き込まれるきっかけになったのは
地元で活躍するジャズピアニストの村田千尋さんという女性の音に出会ったことでしたが
どうやらジャズは酔い、味わうものであってプレイするものではなさそう(笑)

ジャズというのは不規則性が楽しく
ましてセッションとなればその場その時に出会った演奏者達の相性などで
同じ楽曲でも全く違う表現になるわけで
六男の性格だとちょっぴり怖いみたい

で、そんな六男。
〜ねばならぬがとても強くて完璧主義の傾向がある、と先日書きました
なかなかの課題だから一朝一夕には解決しないことは当然なのですが
対応のための手がかりをどうやら見つけたようなのでした

学校に登校する前はリラックスするためにトニー・アンを聴きながらうつらうつらするようにしているそうです
その習慣が奏功して、極度の緊張によって思考停止しかけた時、脳が勝手にリラックスのためのスイッチを入れたのでしょう

驚きでした。
まさかこんなに早くヒントを受け取れるとは。

「必殺、手のひら返し」

自分の拘りを瞬時に手放すこと
世の中的には良くないとされています
それが、深刻であればあるほど。
課題という壁に、果敢に真摯に向き合うことこそが誠実さの証とも言われます

が、
実は頭の中で「この壁はイラスト」と決め込んで
バリバリ破いてしまうことも簡単に出来るんです
具体的には今回の六男のように
脳内に別の視座が入り込めば一発解決も叶う
全ての「課題」は思考の転換によって瞬時に解決可能なのです

いやはや、お見事!
まさかこんな奇跡を目の当たりにしようとは何たる幸運(笑)
すごいなー

先日弟とも同じ話をしていました
弟は長くタバコを嗜んでいたようでしたが
「あ、やめよう」と感じたときすぐにタバコをやめたそうです
わたしも同じような経験がありました
タバコは24歳の時にふと、「若いお母さんが子ども2人連れてタバコ吸ってるとか…あまりにもダサい」と感じた時にやめました
お酒も、肝臓の数値が悪くなるまで毎晩浴びるように飲んでいたのですが
とある出来事を経験して「あ、やめよう」と思い、やめました
(今では飲みたい時には飲んでいますが)
精神科のお薬もそう
決して自己判断で断薬はしないで、と言われたことによって
んなこた自分で決める、と断薬しました

やめよう、と思ったことは覚えているけれど
いつやめたかはわからない

これが弟とわたしの共通の感覚です
「課題」というものはそびえ立つ壁のように見えますが
自分自身で設定を変えることが出来る…
そのトリガーはひとそれぞれです
今回の六男にとってはお昼寝の時の経験がそれになった。

克己。
あなたにだからこそ出来る素晴らしい闘いです

We shall overcome!

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