母は黙って…
わたしが最も苦手なこと、それは「わからない」という状態を甘んじて受け入れなければならない状況、そしてそれを黙って内包し続けるということ。
同時に最も得意なこと、それは「変化し続けること。
問い続け、閃き、受容する
まったく、子ども達というのはとてつもなくわたしを揺さぶる存在だ。
バカヤローと叫んで何もかも放り出しても良いけれど…
本当はぜんぜん良くないことを自分の一番深くて高い場所で理解している
それは抗いたいと考えることさえ無駄な抵抗、だって自分自身を超越した自分自身だから。
でも、ほんっとに痛いし痒いしうざったいことこの上ない!
12人の子ども達がそれぞれに
人生という時間の全てを賭して取り組むべき課題を持っていて
あゝそれはこうしたら良いんじゃない?
あ、それはダメだと思う
ああやっちゃった…
てな感じでいちいちわたしの目の前に置かれるわけ。
なのに何ひとつにも口出し手出しは無用の長物、黙って見守るしかない
次男のことは先に書いたけれど
ひどく落ち込んだ声を電話で聞いたきりLINEも既読になりゃしない
そんな中、末っ子は三女がこっそり手渡したスマホを使ってネット三昧で
うっかり熱中していたのをわたしに見つけられて取り上げられた
六男はアルバイトから帰って来て「疲れたから」と高校を欠席
五女は朝起きたのにわたしが病院へ出かけたすきに二度寝して結局午後まで爆睡、叩き起こして登校させた。
三男は新車の支払いをしないどころか連絡すら取れず
次女までそれに便乗して「今月払えない」と言う
結局車3台分の支払いしてるの凄すぎない?
父が最近めっきり口数が減って鬱かもしれないと母は憂い
一日中誰かを批判して神に祈りを捧げてる
おいおい…いくらわたしでもこれは酷すぎんか。
よし。
こうなったらとびきり美味しい夜ご飯を作ろう。
冷凍してあった鶏肉と思しきものを解凍しておるところじゃ。
なんの下味をつけたものか、とんと記憶にない
が、具沢山のポテトサラダを作ってしまえば話は早い
ご飯を2合だけ小鍋で炊いて去年の梅干しと明太子を添えよう。高菜の油炒めも捨て難い
お気に入りの赤いテーブルランナーを敷いて
お気に入りのプラターズをかけて
今夜は本物の蝋燭に火を灯してやる
昨日届いたクラウスターラーもキンキンだ
残念ながら瓶ではないからとびきりのグラスに注いでやれ
18:00だが風呂にはもう入った
これまたお気に入りの「ゆずともみ」のバスエッセンスの香りに包まれ
アミノ酸たっぷりの…パラベンフリー・シリコンフリー・鉱物油フリー・合成着色料フリーを謳うナントカカントカを贅沢に使ってやったぜ…
どんなこともわたしを不幸になど出来ないと思い知りやがれ(誰に対して)
よし…今夜もどうやらわたしの勝利のようだ…くくくく。

