ねぇ、聞いて。
お姫様と騎士はピューん、と草津へ。
一緒に行ける?と尋ねてくれてありがとう
「羽田で待ち合わせ!」というキーワードに震え上がったわたしは即座に「行ってらっしゃい」を伝えてしまったため、お供からは外れてしまいました
昨日もそんなお話をしている時、わたしは
あれこれグズグズと要らん心配ばかりのわたしと出会ってしまいましたが
「ま、いっか!」という魔法の言葉を手渡されました
今夜は音楽を聴くこともせず眠ってやれー
イマハナニモカンガエナイ。
**・………………………..・**
そしてちゅんちゅん、と朝がやって来ました。
そーうや。
そうやそうやそうや。
わたし、どうしても行きたいライブがあるんだわ!
でもさ、それって少し先なのと…なにより
行ったことのない場所であるらしいっての。それを思うと
コワイコワイコワイコワイ…って、いつもの悪いクセ、ね
でもそれだって致し方ないわ
30年以上、家族を守ることを第一義にやって来たんだもの
そうでしょう?リスクなんて可能な限り避けたいの
無事であること、が最優先だったのよ
だからすっっごく勇気をふりしぼって(笑)
ライブ会場をググって!
場所を調べて!
最寄駅を調べて!
JRを調べて!
ん?結構高いやん?ってなって!
飛行機にしちゃえ!って調べて!
わー!まだ安い!ってなったからポチってして!
お宿も調べてプランを調べてええーい!と予約したの。
めぇーっちゃ楽しいやん!
むちゃむちゃワクワクするやん!
あ…そういえばこんなんやったな。
小さい頃、川の土手をずんずん下流に向かって歩き出したとき…こんなふうにワクワクしてたっけ。
そのときも一人だったけれど寂しくなんかなくて、怖くもなくて
ただただ”この先”に何が待ってんのかを知りたくて
いつもの町がずんずん遠ざかるのがとても嬉しかった
川はだいぶ広くなり、見たこともない景色が広がり始め
わたしの冒険がいったいどのくらいのモノなのかしらと大きな道路に向かって歩を進めたら…あれれれ?
いつも遠く遠くのプールまでバスで通ってる…見慣れた国道に出た。
なあんだ、こんなところに繋がってたんだ
知らない道を知らないままに歩いたらもしかしたら
見たことのある場所に辿り着くのかもしれないけれど
知らない道を知らないままにしてしまったら
“その先”がわたしの中には既に在るのだ、ということを知ることはきっと、ない。
わたしは自由だ。
「いつか」を「今」に手繰り寄せる力だって持っている。
そんなことをアタマではなくココロで感じたら、あら不思議
なんだってやれる、そんな気持ちまでついて来た。
やれるさ。やれるよ。やろう。

