THIS IS “I”

ネトフリで昨日から配信された「THIS IS I」を視聴しました
大人になって、意図的に邦画を観たのは初めて。
…とても良かった。

はるな愛さんという女性がいることは知っていたけれど
トランスジェンダーで、産まれた時の肉体は男の子であるということを知っているくらいでした
なにせわちゃわちゃしているのが本当に苦手で
アイドルとか、ゲーノーカイとか…全く興味が無いのです

でも、この映画とても素晴らしかった。
はるな愛さんの背負っている物語の奥行きはもとより
キャストが良かったせいもあるんじゃないかと思います

はるな愛さんを演じた望月春希さん、本当に可愛いらしい。
男の子の肉体から少しずつ女の子へと変化し、
遂に女の子になっても…決して産まれながらの女の子ではないという
如何ともし難い現実に対峙し続ける苦しさと
遂に、もともといた「わたし」として生きることを探り当てた喜びを本当に素直に演じていて引き込まれました

斎藤工さんも良かった。
まだまだ若いのにしっかりと、苦悩するお医者様の姿を
品格のある枯れた演技で魅せてくれました

作中で二人が思いを交わす場面の
「正しかったのかな、我々は」
「正しかったに、決まってる」
という言葉が一番重く、心を震わせました

中村中さんも文句なしに美しく、存在感があった。
彼女は夜会で中島みゆきさんとも共演していますね
彼女の憂いある美しさと歌声は本当に素晴らしい

獅童さんの怪演未満は…わたし的には??でした
こんなに作り込まなくてもNHKの「歴史にドキリ」くらいで充分すぎるくらい。

わたし達はいったい、「誰」なのでしょうね
それを探したいと願うひとばかりでどこも行列です
あれもこれも「自分探し」のための提案をしまくっている
でも…わたしの「外」に、わたしはいません

中島みゆきさんが歌った「ベッドルーム」
あなたの奥の奥の、そのまた奥の暗闇に
それはひっそりとあなたとの出会いを待っています
みんな、そろそろ始めなくちゃ、ね

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