身から出た錆
口から出す(出る)言葉とは何か。
言の葉だとか言霊だとか、絵空事みたいな話じゃなくて、ね。
先月、お部屋の片付けが完了していなかった末子どの。
「でもお買い物行きたいからお小遣いちょうだい」と言う
はあ?
我が家では月に一度の身辺整理(という名の)お片付けが完了してその月を綴じたからこそ
ホレ、次の月も楽しみたまへよと(爆)お小遣い渡す制度ですわ
なのに…なんですと?
「だって今日しかママいないじゃん」
週末の朝の出来事、ワタクシはいつも週末お休みなんですのよ?
週日学校へも行かずにナニしとったんじゃボケぇ!
…と言いたいところをグッと抑えて伝える
あのう、我が家ではぁ、お小遣いをぉ、お渡しする際にはぁ…
「知っちょん!帰ったらやるけんちょうだい」
知って…る…だとう?
知ってるならやれや!
と、これも母はググっと抑えて…
ほんじゃあ約束ね、とイレギュラーを受け入れました
そんなこんながあった月末間近か
なんや知らんイラついていた末子さんは
皆に聴こえるような声で
「あー!ダル!はぁ、ダルいわ。…はぁ。ママはお小遣いもくれんし、さぁ。」
と宣うのでありました
はぁあん?←マミーとうとうキレる
なんですと?マミーがお小遣いをあげてない、とおっしゃいますのん?←激オコ
ここで、マミーのオコに気づいた時の子ども達それぞれのリアクションが実にそれぞれらしくて(内心)笑ってしまうワタクシなわけですが…
そこはホレ、重要案件対応中故、真顔を貫くのでありますが。
末子はね…ありがとうとごめんなさいが言えないんですの。
これは致命的ですわ
昔からそうなんです
にわかには信じ難いでしょうけれど
子ども達ってのは生まれ乍らにそれぞれの課題を抱えています
末っ子だろうが長子だろうが中間子だろうが
男の子または女の子その他であったって
んなこた関係ありません、個別特有の課題なの。
でね、ニンゲン誰しも自分の中に感情というやつがあるんですわ割と表層に近いところに、ね
これを知り、相手に伝えるべきときは伝えるのが宜しい。
…何故かって?
伝える必要のない場面では「他者」が現れないからなんです
どんな相手であれ、目の前に居るということはあなたの壁打ちの相手。
乱暴に撃ち込めば乱暴に返って来ますからご注意あそばせ
ほんで、我々ってのは自覚せず…或いは他の感情を誤魔化すために表現をわざと変えることがあります
ま、いわゆる構って欲しいのぉう!って時に起こりがちね
この時の末子がまさにそれで
ほんとはね別のこと聞いて欲しいんです。
マミーにはわかる。
駄菓子菓子!ダガシカシ!
世の中ってのはそう甘くは無いんだぜえ?
こねくりまわしても伝わらないんだぜえ?
シンプルにてめえと向き合うのが吉だぜえ?
ということで。
はい、今月はもうお小遣いあげましぇんので。
「ママぁ…今月のお小遣いって…無いよなぁ?」
おそるおそるドアの向こうから顔だけ出す末っ子。
「ないよ」
ごめんなさいが言えたら、ねぇ。
または話し合いのとっかかりでも出せれば、ねぇ。
こちらはかれこれ30年
チミ達というこの世の掃き溜めの中にあるクソごみの中に混じってる
どう見ても価値のないゴミ以下のへたれ野郎どもと思われがちな可愛い子ちゃん達のお相手をしているんだ
どんなに未熟であっても提示される謝罪の意を受け入れることは吝かではないのだ。
が、末子はまたアホの上塗りを決行することにしたようだ
「うざ!」
言い残してドアをパタリ。
ふん
そんな煽りに乗っかるようなマミーじゃないわい
知らんもーん、ぷん。
子育てってこんな感じ。
あなたは気づいた方がもーっと楽しく世の中で過ごせる良いことがあるんやでー
…と、母は言いたい。

