大人になる、ということ
定時制高校に通う六男が「はい。」と何やらプリントを差し出してきました
定時制は少人数だから授業料も現金払い。
だからその領収書とか?若しくは何か検定の受験料?
「ちがう、テスト。」
はい?
「この前のテストの結果」
…えーと、なんで?
良いか悪いかはさておいて
わたしは子ども達の「成績」に全く興味がありません
だって勉強してないもん。
おうちで何か勉強している姿を見たのは長女と長男くらいで
他の子達は揃いも揃ってオソロシーくらいに勉強しなかったねえ
下の3人を除いては全員、毎日の宿題の相手をしたけれど
それもみんな本当にイヤイヤだったし
そのイヤイヤ取り組む宿題をなんとかこなすために教えていただけで
実際、成績がどんなものなのかにはとんと関心がありませんでした
子どもなんつーもんはとにかく自分の心と身体をフル活用して自分の歩くべき道を探す以外にないでしょう
てなわけで、テストの点数なんてものはもう…
全教科満点!とでも言わない限り驚きもしないし
そんなこたぁもう、ずぅうううーっと言ってるから六男だって知ってるだろうになあ…
それなのになんやねん、と話を聞くと
数学が「全校で」一位だった、と言うんです
は?
全校ってなに?ああ、定時制の全校ね。
って…4年生も?
「うん。」
あー、まあね、そりゃそうだわねえ。
定時制ってのは勉学の他にも目標や課題を持っているひとの集まりだもの
中学校卒業したてのホヤホヤ、つまり勉強させられ慣れてるひとのほうに分があるわね、この場合。
で?それがなにか?
六男はやおら続けて「定時制いやだ」と。
はあ?
定時制いや、とは?
「定時制、ヒマ。」
はいぃ?ヒマ?
つまり、定時制高校は全校でも30人に満たないごく少数で
部活動も全くゆるゆるで、年齢も幅広く背景の異なるひとばかりで交流がない。=友人関係が築けない
し、
勉強のレベルが低すぎてつまらん
とのことでした。
が。
それって…入学前からバリバリわかってたことなんですが?
あなた中学校のとき、同級生達がうざったいとこぼしていましたよね?
宿題やれやれテストやれやればかり言われるのいやだって言ってましたよね?
校則の意味がわからん、生活指導が気にくわんとボヤいていましたよね?
で、外国行きたいからお金貯めたいのにアルバイト禁止の全日制には行きたくないし
昼間の時間でアルバイトだけでなくピアノを弾いたりお菓子作りに向き合ったり英語やるぞって言ってましたよね?
朝までオンラインゲームして
ベッドから一歩もおりず、ときたまアルバイト行って
店長だの仕事内容に文句言って
お給料でおやつ買ってご飯も食べずに部屋でオンラインゲームして
お片付けもせずひたすらオンラインゲームして…
ピアノ弾いてます?
お菓子何か作りました?
英語いつやってます?
アルバイト増やしたらどうです?
参考書なんかいっくらでも売ってません?
てか、まずベッドから降りたらどうです?
ま、来年全日制高校を受験し直したら良いんじゃないっすか?
ったく、くだらねえことばっか言ってんじゃねえわよ。
久々にだりーなぁ、と白目になりましたw
あーだこーだ文句ばかり言ってるひと!
だったらその環境から出なさーい!
それをする覚悟もないならぐずぐず言ってんじゃありません。
…大人になるってのはそういうことなんだよね
選択肢なんていくらでもあって
ゆるい方、ラクな方、簡単な方を選ぶことなんか簡単に出来るし誰も止めちゃくれない。
で、自分が選択したことは自分でケツまくるのよ!
ゆるい道の先に、ラクな道の先に
絶景があるだなんて思わないこと…ぜったいに無いんだから。
大人って、そうやって毎日楽しんでいるってわけ
退屈なんてしていられない!

