品とは
今日は部活動の新人戦がありました
全市内で勝ち残った精鋭たちが全県新人戦に進み、さらに九州大会、西日本大会、そして全国大会と…
素晴らしいね。輝いているぜ、キミ達。
で、その会場校だったために駐車場係なんつーものを仰せつかりまして…
7:10には校門近くに立ち、指導者用ゾーンと保護者ゾーンへの誘導に勤しんでおりましたの。
7:30頃からぼちぼちと地域の小学生、中学生、そして高校生や出勤途中の社会人が現れ始め
おはようございます、と声をかけるとみんな素敵な笑顔を向けてくれるのでした。
中にはすこーしうつむき加減の女の子がトコトコと歩き
数メートル後ろからお母さんと思しき女性がついていて
ちょっぴりみんなより丁寧なおはようを返してくれました
毎日幸せでありますように。
でね、待つこと数時間…9:00からやっと準備が始まり、いざ試合開始。
我が校は会場校だというのに、第一試合で対戦相手がクラブチーム(2軍)
おいおいおい…昨日からみんな準備ととのえたんだぜい
総当たり戦でもないトーナメントでこれは酷いじゃないかい。
顧問の先生が市外からの異動での着任ということもあって
これまで練習試合は遠く遠く県南や県北まで出向いてましたのよ
移動だけで何時間もかかるような会場だと、ろくすっぽ試合も出来ないの。
せめて会場校のときくらい数試合させてあげてよー
という願いも虚しく空回り。
相手のクラブチームは市内の学校からも生え抜きの子達が集まっているのだけれど
自分の学校の「部活動」の子が練習しているのを横目で見て、「へたくそ」と言っちゃうんだとか。
へえ、そんなことあるんだね。と思いながら話を聞いていたら
試合が始まるか始まらないか、というタイミングで体育館に響き渡った大きな大きなダミ声!
なんじゃなんじゃと見回したらばその
強豪クラブチームの保護者達が全員でなにやらがなってる。
すごいすごいすごい!
開会式で、すぐ隣には勉強している生徒がいるので大きな音をたてないでください(メガホン禁止など)と言われたにもかかわらず
相手チームへの敬意を持って振る舞うことをスポーツから学んでくださいと言われたにもかかわらず
試合中ずっとがなるわ、相手チームの失敗で「やったねラッキー」と踊るわ煽るわで
子ども達もガンガン声出して、指導者はふんぞり返っていて…オーマイガー。
アタックの打点は高いし精度も高い。
サーブも安定していてネットぎわをギリギリ攻めて来る
声はよく出るし動きも無駄がなくて美しい!
…だがしかし。
品がない!
驚くほど、下品。
実はわたしも高校は強豪校でした
昭和から平成に切り替わる頃のスポーツ強豪校って
それはそれはもうなぞルールが凄すぎてねえ
昨今のナントカハラスメントなんてのが屁でもないのは
その時代を知っているからなのかもしれないなと思うくらい酷かったの。
先輩からの謎のシゴキ、ミーティングと称した私刑まがいの指導(とも言えん)
指導者絶対主義で保護者も意見なんか言えないのがあたりまえだった。
いや、確かにね、うまいのよ。
綺麗な試合すんの。
でもね…
下品
残念だったけれど…
彼女たちにも、保護者の方々にも
怪我なく健やかに目標に向かって、疑問を抱くことなく真っ直ぐに、ただひたすらに真っ直ぐに行ける未来あれ、と願ってやみませんでした。
自分たちがしていることを、冷静に思い返すことがいつかあるとしたら
恥じ入ることがもしあるとしたら
自分を許してあげられますように。
ね。

