突然ですが

わたしには好きなひとがいます。
なに突然言っちゃってんのよと…自分が一番思ってるよ

実は今朝、大好きな山の上のパン屋さん
「ウエムラブレッド」さんへ行ってきました
ここには不思議な店主さんがいて
必要なひとには必要かな言葉を
こちらが知らずしらずのうちに手渡してくれるんです

わたしは哲学が好きです
アタマノナカは常に何かを思考しています
それが時折、突拍子もないところでぽろんと露見するので
「は?おまえなに言ってんだ?」になりがちです

が。

あまりにも長いことそう言われ続けていたせいで
すっかり”ホントウノワタシ”は縮こまってしまい
出来るだけ誰からも嫌われないようにふるまうクセがついておりました

え?あれで?
という声があることは否定しません、それはあなたの感想だから。
ただ、わたしとしては確かにあるんです

幼い頃からとにかく目立つ子でした
背も高かったし、なにしろ東北の小さな田舎町で
都会から来た両親に育てられたためなんとなく馴染まなかったのでしょう
(わたし自身はすっかり馴染んでいるつもりよ、もちろん

都会に越したら越したで東北の訛りがヘンテコだったんでしょうね
九州に来てからは「都会から来た目立つ子」でした

うっさーい!

あたしは、ただあたしなのにぃぃ!

って…いや、それみんな知ってました。
そう、認めていなかったのはただひとり、わたしだけ。

怖かったよね、いつもどこにも馴染まなかったね
いやだったよね、なにもしてないのにいつも名指しされたよね
それなのに見てほしいときにはスルーされた。
ごめんね、を伝えたら「謝るくらいなら最初からするな」と叱られた
「理由を言え」と言われたから言ったら更に叱られた

わ、た、し、は、だ、れ
どんな誰であれば嫌われずに済むのか?

若くして子どもを産んだ
虐待まがいの育児をした
次々に産まれる子ども達をいつも充分に愛さなかった
パパに感謝の言葉が足りなかった
外へ出かけたいといつも言えなかった
ひとりになりたいなんて言えなかった
おかあさんなのに誰かを思ってる、なんて言っちゃダメだと思っていた

「いいんだよ」

今日、わたしを真っ直ぐに見つめる美しい瞳と
いつもよりもっともっと優しい笑顔に会った

昨日、わたしは大好きな場所にいて
「良いひとぶりたい自分」と否応なしに向き合わさせられるクラウドファンディングという出来事の前で鬱々としている姿のままでいた

クラファンへの支援をお願いします!と伝えてもなんとなくすれ違うひとがいて
逆にとてもとてもとても大切なお金を預けてくれるひとがいて
なぜ、どうして?わたしは?何を変えせるの?どうしたらいいの?の渦にはまりこんでいた

そこで出会ったひとはわたしをいつと守り支えてくれるひとでどんなに酷く醜い姿で現れても「あなたはとても素晴らしい」を毎回手渡してくれる。

すっかり元気回復、幸せ満タン
両手いっぱいココロいっぱい持ちきれないほどの良いものを山ほど持たせてもらったから
今朝、勇気を出して大切なのにもう縁が切れちゃうんじゃない?と思っていたウエムラブレッドさんへ向かえた

ウエムラブレッドさんのパンをいつか全種類持って帰りたくて
ついでにクラウドファンディングのフライヤーも置いてもらおう
それと、行けなくなった哲学対話のためのドネーションも預けて…

ひとこと、ふたこと、
少し心の奥に触れること、もう少し奥、そのまた奥
きれいな歯並びの笑顔が良く似合う口元から
わたしには心地良い早口で言葉が次々に流れて出る

「麗子さん、やりたくないことやりなよ」
へ?
「今からは過去の話ぜんぶ無し。やりたくないこと、なに?」

あれこれさがしていたら涙が出た。
見つけてもらえそう、ってわたしの中の小さな子が泣いてるんだ
かつて、誰のことも気にせず自由に振る舞っていたころのわたし
岩手県釜石市甲子町松倉にうまれたわたし

そうだ
わたしはひとつ、とてつもない嘘をついてる
そんな嘘を持っていないかのようにごまかして姿を消した
「いつか必ず会いに行く」という言葉にすがりたくなくて。

わたし、好きなひとがいるんです
幼い頃をともに過ごした大きなひとで
わたしを名前で呼ぶ世界ではたったひとりのひと
「麗子」と呼ばれるたびにうへへと心が躍るけど
その先を願ってしまいそうになるのをごまかして
あるときぜーんぶの繋がりを絶ってかくれちゃった

わたしがなにをしようがするまいが
わたしに対する思いは変わらない、とその人は言った
愛じゃないか
それこそが愛じゃないか
わたしのまわりにはあちらにもこちらにも愛だらけのひとがいる

そろそろ…やりたくなかったこと、ごまかしてきたことと向き合ってごらん…そっと背中を、でもしっかりぽんぽんしてくれたのは「GO」のサインだよね

えっと…
大好きな場所を作ってくれたけど、すねて連絡を絶った方へ
すねていました、まだすねています、でもまた戻りたいですを伝える
大好きなひとへ
いつかきっと、を守ってちゃんと待ちますが「好きです」を伝える

嫌われたくなくて良いひとぶって
嘘ついて誤魔化してきたことを手放します

「キャラ変、キャラ変!」
こと更に軽く明るく言ってくれる彼女に
きっとまた近いうちに会いに行こう
「お?顔変わったね!」
言ってくれたらいいな

大好きなひととまた何十年後かの再会
「麗子は昔から変わってないな」
そう言ってくれたらまた、そっと手を繋ごう

突然ですが” に対して2件のコメントがあります。

  1. miyo より:

    『良い人ぶりたい』刺さりまくりー。

    麗子さんの文章読んできづけた!
    私が良い人ぶらなくていいのがうちの家族なんだなって。子どもたちには出来ても旦那さんには言葉で伝えるのがまだ難しいけど。(きっとまだ解放する何かがあるね。)

    今もキーッとなって久々に飛び出してる最中笑

    でも良い人ぶらなくてもいい場所があるって凄く大切だなって思えたよ。

    麗子さん自分を見つけてあげられて本当に良かったね。

    私は話飛んじゃう麗子さん大好き(私もそうだから笑)!そんなことないって思ってそうだけど、私は大好き(*≧∀≦*)

    いつも本当にありがとう!!

    1. reico より:

      みよちゃん

      ムキーッ!は落ち着いた頃かな。
      夫婦というのは本当に成長のための壁なのでせうな。

      今回のウツ沼さんはなかなかの深さで
      この泥からひょっこり出られるのかは不明(笑)
      だけどわたしは「レンコン」と呼ばれた女!
      (いかにも昭和なニックネーム)
      泥からこそ養分をぐいぐいと吸いあげてすごーく美しいお花を咲かせ…

      終いにゃ集合体恐怖症のひとを震え上がらせる姿に成るのよ、いっひっひ。
      こちらこそいつもありがとう、みよちゃん
      皆のこころが落ち着く場所を保ってくれてありがとう!

reico へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


reico

前の記事

久しぶりの「鬱」
reico

次の記事

ずっとそこにある